当ブログまで足を運んでいただきありがとうございます。
きっちょめんです。

さて、このブログカテゴリでは、思い付いたビジネスアイデアを綴ります。
面白いものはカテゴリを切って深堀りする予定。
ただ私自身、実際にこれをビジネスにすることは現時点では考えておりません。
また、アイデアは自由に流用いただいて構いません。
ご意見、お待ちしてます。

はじめに

電車に乗っていると、”この人どこで降りるんだろう?” って考えることありませんか?

そう、とにかく早く座りたい!
席が空いてなくて自分が立っている時、誰が先に降りるか、わかったらほんといいですよね。

この人早く降りそう!って目星付けてその人の前に立つ。
だけど、隣の人が先に降りて、しかも自分より後から乗ってきた人が座るなんて、あるあるですよね笑。

そこで提案させていただきます。

自分の降車駅を周知するサービス

読んで字のごとくですが、「私この駅で降ります」って周囲に宣言できるサービスを提供します。
これを、バッグ用の降車駅タグもしくはスマホアプリで実現します。

バッグ用の降車駅タグ

自分の降車駅を書けるバッグ用タグを販売します。
ユーザはカバンに付けて使用します。

もしくは、スマホアプリにしてしまう。

スマホアプリ

アプリの場合は、降車駅データの登録機能と表示機能を有します。

ユーザは事前にアプリで降車駅を設定しておきます。
※簡略化のため降車駅は1つと仮定
電車に乗って席に付くと、席の位置と降車駅の情報を他ユーザに公開します。
アプリを持ったユーザが電車に乗り込むと、その情報を参照できます。

アプリは無償配布できることタグは付けること自体が周りへの宣伝になることが、それぞれのメリットと考えられます。

課題

当サービスには次の課題が考えられます。

問題点
  • タグを付ける側のメリットが薄い
  • プライバシー問題
  • 流行らないと効果ない
  • 嘘の情報である可能性
  • 技術的問題(アプリの場合)

タグを付ける側のメリットが薄い

当アイデアは、電車で立っている人にとってメリットは大きいですが、
実際にタグを付けるのは、座っている人の方なんですよね。

では、座っている人のメリットは何でしょう。
次のものが考えられます。

  • しばらく電車を降りない場合、前に立たれなくなる
  • みんなにも使って欲しいという宣伝

ちょっと弱いですよね。積極的に買ってもらえる理由がほしいです。
この問題はターゲット層を考えることに近いですね。

プライバシー問題

降車駅という個人の情報を公開するので、なんとなく不安だから使わない、となりえそうです。たとえ具体的な被害を思い描けなくても。

この不安を払拭するのは難しそうです。

まずは、公開することで生じる問題を考えてみましょう。
実際はその人をずっと追っかけてればわかる情報ではありますが、簡単にわかってしまうことで不都合が生じるものです。

  • ストーカーのターゲット見定め情報に使われる?

うーん、どうでしょう?他に何かあれば教えていただけると幸いです。

流行らないと効果がない

当アイデアはユーザ数が多いことで効果を発揮する類のものです。
ユーザが少ないうちは効果が薄いため、その間の宣伝が難しいかもしれません。

嘘の情報である可能性

意図的かどうかはさておき、降車駅の情報が間違っていた場合、
立っている側の人にとっては、たまったものではありません。
クレームやその場の言い争いの元になりかねません。

正しくない情報である割合をできるだけ下げる方法を考える必要がありそうです。

技術的問題(アプリの場合)

どのような仕様にするかにもよりますが、大雑把に次の2点をクリアする必要があります。

  • 自席の位置の判別方法(手動・自動)
  • アプリ間のデータ共有方法(サーバ集約型、P2P方式)

自席の位置の判別方法(手動・自動)

降車駅がわかっても、どの席の人かわからなければ意味がありません。

そこで、席に座るたび、どの席に座ったかをユーザに入力させることを考えます。しかし、かなりの手間になるため、できれば自動化したいですね。
と言っても、電車内の相対的な位置を取得するため、すべての電車内のあらゆる場所にビーコンを仕込むことは現実的ではありませんよね。

アプリ間のデータ共有方法(サーバ集約型、P2P方式)

近くの人とのみ情報共有したいので、P2Pで近くの人とのみ通信する仕様がスマートかと思います。

解決策

上記問題点の解決策を考える必要があります。
当記事の反響がそれなりにあれば執筆するかも。

サービスの収益化

降車駅タグは販売収益、アプリの場合は広告収益。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
個人的にはかなり面白いアイデアだと思っています。
興味ある方、是非ビジネス化してみてください!